先輩社員の声|No.07
Employee Introductions
人があたたかい地域の現場で
建築事業部 冨樫優紀さん
・平成28年入社
・村上市出身
・村上桜ヶ丘高校 - 新潟日建工科専門学校 - 加藤組

Q.現在のお仕事と印象的な現場について教えてください。
建築事業部で1級建築施工管理技士として、新築や改修工事、修繕工事の施工管理を行っています。印象に残っている現場は、荒川中学校のトイレ改修工事です。
先生方にとても親切にしていただき、仕事のしやすい現場でスムーズに工事が完了しました。また、その現場の仕事をいただいたおかげで、メンテナンスなどほかの業務にもつながりました。
Q.建築を志したきっかけを教えてください。
中学生のころ、職場見学で加藤組の仕事にふれました。そのことがきっかけとなり、高校卒業後は専門学校で建築を学び現在に至ります。
職場見学で訪れたのは現在の村上警察署だったのですが、私が加藤組の社員となってからメンテナンス業務で仕事に入る機会に恵まれました。自分に建築の道を示してくれた場所に仕事として再訪できたことが、本当に感慨深かったです。
「育休」で家族とのかけがえのない時間を
Q.育児休暇を取得されたそうですが、その体験を聞かせてください。
第一子が令和4年4月に生まれまして、加藤組男性社員では初めての育児休暇をいただきました。
初めての子育てで右も左もわからないことだらけでしたが、休暇のおかげで2時間おきのミルクやオムツ替えなど、産後間もない妻と交代で世話をすることができ、妻も私もまとまった睡眠をとることができました。
妻は“帯明けまでは台所に立てない”とされていますので、酒の肴程度のもの以外は普段あまり料理をしない私が台所に立ち、炊事もやりました。おかげで家族そろって1日ごとに成長していく子どもの姿を見ることができてよかったです。
第二子は令和6年8月に生まれました。第一子を経験しているので少しは余裕がありました。忘れていることがあっても、体が覚えていました。
下の子が生まれると上の子は“赤ちゃん返り”をすると言いますが、休暇をいただけたおかげで上の子とゆっくり接する時間がとれました。妻をはじめ、育児休暇制度について「ありがたい」と口を揃えています。休暇が得られたのは制度の存在はもちろん、上司や同僚のサポートがあったからです。
二度目の育児休暇の時は、ちょうど現場を持っており上司を中心に周りがしっかりとカバーしてくれました。今度、周りの誰かが休暇をとる時が来たら、私も率先してサポートしたいと考えています。
“地元で働く” 「地元で暮らす」
Q.プライベートの時間や、地域との交わりはどうですか?
仕事で入る様々な現場を通じて知り合う地域のみなさんから、思いがけないタイミングで 「あっ、加藤組さん」と声を掛けていただくことがあります。そんな風に顔を見て誰かが分かったり、言葉を交わしたりする人がいるまちで暮らしていることは幸せだと思います。
専門学校を終えた時、一度は市外の企業での道も考えましたが、地元に残ることを選びました。 理由は、好きなことや大切なものがあるからです。その大きな存在が村上大祭や七夕祭りです。令和7年度は七夕祭りの実行委員長を仰せつかりました。
そのほか、町内のお祭りや先太鼓の会、村上地域まちづくり協議会で伝統文化保存・継承を進める部会などで活動しています。私は各お祭り当日をたのしむだけでなく、歴史やそこから広がる人のつながり、雰囲気、お祭り当日へ向かっていく高揚感など、すべて大切にしています。
時間を掛けて関わることでわかることや、教えていただけること、予想外に聞ける話があります。 地元である村上で仕事を得て「住む」ことでしか得られない関係、広がりがありますので、ここで働いて暮らせていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
ある日の1日
